【ご報告】照林社さんからのご依頼で、臨終期ケアに関する動画とWeb記事を監修しました🎥

在宅医療や看取りの現場に関わる中で、

「臨終期の身体の変化をどう説明したらいいのか」
「ご家族が不安に感じる時、どんな言葉をかけたらいいのか」
そんな声を耳にすることがよくあります。

今回、そのような現場の声に応える形で、
看護・医療系の出版社「照林社」さん、ディアケアさんよりご依頼をいただき、
動画とWeb記事の制作・監修を担当させていただきました!

目次

📖 依頼のきっかけ

このお話をいただいたのは、2024年夏。
日本在宅医療連合学会で「在宅看取り」をテーマにシンポジストとして登壇していたとき、
たまたま会場にいらっしゃった照林社の担当者の方が、講演後に声をかけてくださったのが始まりでした。

💬「ぜひ先生の経験を、現場向けの動画として形にしたいんです!」

そこから約1年――。
多くの方の協力のもと、ついに動画と記事が公開されました✨

🎥 企画内容

今回のテーマは、「臨終期の徴候と家族ケア」

  • 臨終期にどのような変化が起こるのか
  • 臨終期の予後予測の仕方
  • 臨終期の各徴候(橈骨動脈触知不良や下顎呼吸)についての説明、対応方法
  • 臨終期のコミュニケーション
  • 看取り前後のコミュニケーション

照林社の看護職・介護職向け情報サイト「ディアケア」で展開されている特集、~ 特集 ~ どう変化?どう対応?看護職・介護職が知っておきたい臨終期(看取り期)の症状と経過に合わせたケア
の一環として公開されています。

▶️動画はこちらからご覧いただけます

👉 臨終期の徴候と家族ケア(ディアケア)

🩺 制作の舞台裏

動画制作では、構成や原稿だけでなく、ナレーションの監修や、出演された役者さんへの演技指導まで関わらせていただきました。

特に下顎呼吸を再現するのがめちゃくちゃ大変でしたね‥

「臨終期」をテーマにすると、どうしても“重い”“怖い”印象になりがちです。
しかし今回は、**“穏やかな最期を支えるための知識”**として、やさしく、温かく伝わる映像づくりを心がけました。

役者さんとも、普段どんな仕事をしているのか、とか「この間ドラマに出たんですよ!」とか聞けて、それはそれでとても楽しい時間でした(笑)。

🌸 制作を通じて感じたこと

企画から公開まで、約1年。
構成・原稿・ナレーション・撮影まで多くの工程を経る中で、「多職種にわかりやすく伝えることの難しさと大切さ」を改めて感じました。

💬「臨終期を正しく理解し、それを適切に説明することが、家族の安心につながる」

これは、私が日々の在宅医療の中で何度も実感してきたことです。
そして、動画という形だからこそ伝えられる臨場感や温度があると強く感じました。

🙏 感謝とこれから

このような貴重な機会をくださった照林社の皆さま、
そして制作に関わってくださった全てのスタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。

今回の内容は、今後のセミナーやYouTubeライブでも取り上げていく予定です。
現場で働く皆さんの支えになるよう、これからも発信を続けていきます。

🔗 関連リンク

📘 Web記事:
~ 特集 ~ どう変化?どう対応?看護職・介護職が知っておきたい臨終期(看取り期)の症状と経過に合わせたケア

🎥 動画:
臨終期の徴候と家族ケア(ディアケア)

🌈 最後に

「最期の時間を、穏やかに支えるために。」

この動画と記事が、全国の訪問看護師さん、ケアマネジャーさん、介護職の皆さんにとって、“現場で使える心の支え”になることを願っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次